座標系、測地系、空間座標系

地図を扱う時の用語の説明を記述する。

  • 座標系
    • 地理座標系
      地球を球体や回転楕円体等とみなし、緯度と経度で位置を決定する。
    • 投影座標系
      地球を球体や回転楕円体等とみなし、投影して平面に展開し、投影法に準じて位置を決定する。
  • 測地系
    地球の形状を定義する。ベッセル楕円体、測地基準系1980(GRS80)楕円体等。長半径、扁平率がそれぞれ異なる。
  • 空間座標系
    座標系と測地系を組み合わせた位置を決定するための体系。2D地図は地球の形状を決め、投影座標系を用い、投影法を決めることで作成できる。
    定められた空間座標系にはそれぞれコード(番号)が割り当てられていて、それがEPSGコード。

  • ウェブメルカトルは楕円体を平面に投影する手法であり、座標系(投影座標系)の一つ。
  • WGS84とはWGS84楕円体(すなわち測地系)のこと。

参考