FuelPHPの挙動の基本

FuelPHPはHMVC(Hierarchical MVC:階層化MVC)で動作するフレームワークなので、M(Model)、V(View)、C(Controller)の設置場所が決まっている。

  • Model
    fuel/app/classes/model/
  • View
    fuel/app/views/
  • Controller
    fuel/app/classes/controller/

https://example.com/app/でアクセスした場合、デフォルトではControllerディレクトリ内のwelcome.phpを用いる。このファイルにはController_WelcomeとしてControllerを拡張したclassが用意されている。このclass内のaction_index()メソッドがデフォルトで実行されている。

よってURL「https://example.com/app/」は「https://example.com/app/welcome/」や「https://example.com/app/welcome/index」と同義である。すなわちcontrollerはwelcomeで、welcome内のaction_index()メソッド(actionがindex)が実行されている。

actionの各メソッドでreturnされた文字列が出力である(ウェブブラウザに表示される)。

welcome/indexではデータへのアクセスがなく、そのままhtmlを表示させているだけである。よってModelに相当する機能が不要である。出力に使うViewは前述のディレクトリ内にあり、welcome/ディレクトリ内のindex.phpがViewの実態である。

てすと